2021-04-20 第204回国会 参議院 農林水産委員会 第9号
輸出が例えば農林水産業の所得向上につながった事例としましては、宮城県で、輸出用に低価格で安定した品質の米を供給をするために多収性品種の導入による低コスト生産を推進をしまして、それにより収益を拡大している事例ですとか、あるいは茨城県でサツマイモを長期保存することによって年間を通じて輸出する体制を確立をしまして、輸出額及び輸出量が共に前年比十五倍になった事例等があります。
輸出が例えば農林水産業の所得向上につながった事例としましては、宮城県で、輸出用に低価格で安定した品質の米を供給をするために多収性品種の導入による低コスト生産を推進をしまして、それにより収益を拡大している事例ですとか、あるいは茨城県でサツマイモを長期保存することによって年間を通じて輸出する体制を確立をしまして、輸出額及び輸出量が共に前年比十五倍になった事例等があります。
農林水産省が全都道府県に対しまして令和二年九月末時点での知見の提供状況を調査いたしましたところ、四十二の都道府県において延べ四百二十件の知見が提供されたこと、また、提供先の多くは国内種苗事業者、あるいは国内の大学、JA、国内農家であったこと等を把握しておりますが、これらの知見の提供によりまして多収性や耐病性を持つ品種の開発等が可能となり、今後、我が国農業の発展に寄与することが期待をされております。
平成二十七年三月に閣議決定されております食料・農業・農村基本計画におきましては、先生御指摘のとおり、平成三十七年度の飼料用米の生産努力目標を百十万トンというふうにされているところでございますので、農林水産省といたしましては、飼料用米につきまして、水田活用の直接支払交付金による支援、多収性品種の開発導入の推進や、飼料用米多収日本一コンテストなどを通じた普及啓発、飼料用米を給与した畜産物のブランド化の推進
例えば、民間開発品種を含めた多収性品種の導入のための実証事業に新たに取り組む県、また、他県や民間企業にも良質な種子を供給できるように原種生産の施設を新たに整備しようとされている県、さらには、種子産地強化計画を策定する地域において、種子生産の担い手の掘り起こしですとか技術継承を新たに支援する県、そういった動きが出てきております。
県の種子が大体キロ四百円から四百二、三十円ぐらいでこれ提供していますけれども、例えば先ほど申し上げましたしきゆたかなんか、もう掛ける十倍ぐらいになっていますけれども、これは、農家から言わせますと、非常に多収性に優れておりますし、しっかりとその栽培でもって収量を取れば手取りとして十分ペイするということで農家も当然入れているわけでございますので、なおかつ実需者から非常に引き合い強くなっていまして、その安定的
具体的には、公的機関で、例えば稲につきましては、まず、国立の研究開発法人におきましては、品種開発の基盤となりますような国内外の遺伝資源の収集、それから優良な形質のもととなる遺伝子の同定だとか、育種素材としての都道府県への御提供とか、また、これまでにない、例えば温暖化に耐えられるような性質とか、あるいは超多収性のような先導的な形質を持つ品種の開発などをしております。
委員の御指摘、要するに、主食用品種を飼料用として出荷するということではなくて、当初から、田植えをするときに、いわゆる専用品種と言われる多収性品種で植えているのはどれぐらいかというお尋ねでございます。 これにつきましては、二十六年産については、多収性品種で植えられているものというのが大体作付面積の四割程度ということでございます。
こういった中で、先ほど御説明しましたが、水田におきます飼料用米の生産につきましては、直接支払交付金の充実といったことも行っておりますし、先ほどの委員からの例示もございましたが、耕畜連携ということで、畜産農家と稲作農家が連携した場合に加算するとか、また多収性品種に取り組んだ場合には加算させていただくと、そういった形で、かなり手厚い助成措置を講ずることによって、主食用米を作っても飼料用米を作っても所得において
コンタミの心配もありますし、それから多収性専用種がないということから、今飼料用米を作るといっても、きらら三九七などの食用米を飼料用米として生産しているわけなんですね。これ、きらら三九七などでも、北海道は平均単収で十アール五百四十近くあるんですよ、五百四十キロ近く。
このため、農林水産省としても、餌米の生産拡大に向けまして、水田活用の直接支払交付金を充実しまして、数量払いの導入をするということをやって飼料用米のインセンティブを高めるということ、そしてさらに、利用拡大が見込まれる多収性の専用品種の種子について、必要量を確保する、それから耕種側におけるカントリーエレベーターの整備、それから畜産側における加工、保管施設等の整備、こういうものも必要になってきますので、こういうものの
もう一つ、多収性専用品種による作付を今推進しているところでございますけれども、これを用いて試算いたしますと、多収性でございますと、仮に標準的な収量から百五十キロぐらい多収するということを前提に試算いたしますと、販売収入が反当たり九千円、それから、百五十キロ増収できますと交付金も上限の反当たり十万五千円出ますので、それを加えまして、さらに多収性専用品種を使ったことに伴いまして、反当たり一万二千円の追加的
○紙智子君 今、多収性の問題とかもいろいろ述べられたんですけれども、単収で上げていこうと思うと、これまた更に肥培管理とか資材費も掛かってくるようになるわけですよね。単収が少ない圃場の方が利益は大きいという指摘もあるわけです。その辺は、本当に実態としてどうかというところはしっかり注視をする必要があると思います。
さらに、農地集積、集約化をしていただく、それからこの八万円がベースで今お話しいただきましたが、多収性専用品種、それから低コストで省力的な栽培技術の導入等を併せて講じることによりまして生産コストの低減を推進していきたいと、こういうふうに思っております。 こういう取組を進めていきまして、餌米の生産コストと販売価格との格差、これを小さくしていきたいと、こういうふうに考えております。
飼料用米等の戦略作物の本作化による水田フル活用を一層推進するため、飼料用米等の数量払い、多収性専用品種の導入等への支援を引き続き実施するとともに、都道府県段階における主食用米以外の生産拡大に向けた自主的な取組を支援してまいります。また、産地が自主的に行う主食用米の需要に応じた業務用、輸出用向け販売等を支援してまいります。
このため、農林水産省としては、飼料用米などの生産拡大に向けまして、まず一点目に、水田活用の直接支払交付金を充実し、数量払いの導入などインセンティブを高めること、二点目に、利用拡大が見込まれる多収性の専用品種の種子について必要量を確保すること、三点目に、耕種側におけるカントリーエレベーターの整備や、畜産側や配合飼料工場における加工保管施設等の整備に対して支援するなどの措置を講じてきたところでございます
このため、農林水産省といたしましては、飼料用米などの生産拡大に向けまして、水田活用の直接支払交付金を充実し、いわゆる数量払いの導入などの、飼料用米、また米粉用米のインセンティブを高める、利用拡大が見込まれる多収性専用品種の種子について、必要量を確保する、耕種側におけるカントリーエレベーターの整備、畜産側における加工、保管施設などの整備に対しまして支援するなどの措置を講じているところでございます。
飼料用米等の戦略作物の本作化による水田フル活用を一層推進するため、飼料用米等の数量払い、多収性専用品種の導入等の支援を引き続き実施するとともに、都道府県段階における主食用米以外の生産拡大に向けた自主的な取り組みを支援してまいります。また、産地が自主的に行う主食用米の需要に応じた業務用、輸出用向けの販売等を支援してまいります。
特に、飼料用米の活用促進を図るため、多収性専用品種の種子の確保・普及や改良を進めるとともに、流通や製造体制の整備を支援すること。 七 地産地消や食育の取組を進め、国産畜産物の消費拡大を推進すること。
特に、飼料用米の活用促進を図るため、多収性専用品種の種子の確保・普及や改良を進めるとともに、流通や製造体制の整備を支援すること。 七 地産地消や食育の取組を進め、国産畜産物の消費拡大を推進すること。
特に、需要と供給のバランス、おっしゃるとおり、八万トンずつ、主食用米の需要が減少しているところでございまして、私ども農林水産省といたしまして、二十七年産以降の飼料用米の生産拡大に向けまして、水田活用の直接支払交付金による飼料用米生産の支援、これは最大十アール当たり十三万の支援を行うとともに、需要拡大が見込まれる多収性の専用品種の種子につきましても、平成二十六年に収穫されたもみの一部をすることによって
○松島政府参考人 委員御指摘のように、飼料用米の生産拡大に当たりましては、多収性専用品種の種子の確保は大変重要な課題でございます。 二十六年産におきましては六万トンに相当する種子を確保いたしましたけれども、二十七年産につきましては、その二倍の十万トンの種子の確保のめどが立っております。
そして、飼料用米の、先ほど出ましたけれども、もう一つ、製造の効率化とか、それから種の部分だとか、いろいろな部分の対策があると思うんですけれども、同時に、買うことが決まっていても、多収性の種がないとか、また倉庫がないとか、いろいろな問題があるんです。
こういった需要に応じた飼料用米の生産といったものを進めていくためには、やはり様々な条件整備を推進することが必要だと考えておりまして、例えば行政や生産者団体、それから畜産団体が一体となった推進体制の整備でございますとか、それから飼料用米のための多収性専用品種の種子の確保ですとか、それから稲作農家、畜産農家、それぞれにおけます機械、施設の整備といったもの、こういったものをしっかり進めることによりまして、
さらに、飼料用生産拡大のために必要な多収性専用品種の種子、これをしっかり確保すると。さらに、稲作農家におけるカントリーエレベーターですとか、それから受入れ側の畜産農家の餌米の加工・保管施設の整備、こういったものを支援すると、こういったことを関係機関とも連携しながら進めてまいりまして、引き続きしっかり取り組んでまいりたいというふうに考えてございます。
やはり、この飼料用米の関係、転換に当たって、今の流通経費の問題、そしてコンタミの問題、そして多収性品種の本当に堅い稲を刈り取るための太い刃が必要だとか、コンバインの、様々な問題がやっぱり指摘されておりまして、またやっぱり地方の特に人口減少の激しい地域では、既存の共同施設の使用料、利用料、手数料、その辺が今後維持できるのか、引き上がるんじゃないかとか、様々なやっぱり苦労があるわけでございますので、是非
また、飼料用米の生産拡大のためには、多収性の専用品種の種子の確保が重要でございまして、ことし収穫されるもみの一部を種子とするといったことも含めまして、十分な種子の確保を図っていきたいと考えてございます。
また、需要拡大が見込まれる多収性の専用品種の種子に関しまして、必要量を確保してまいります。また、カントリーエレベーターや畜産における加工、保管施設の整備に対して支援をしてまいるなどの関係機関との連携をし、既に取り組みを進めているところでございまして、引き続きしっかりと取り組んでまいります。